「2009年の夏、降雨の始まり」

  • 2012.06.01

夏の豪雨が大きな被害をもたらしている。帰国して間もなく、友人が豪雨に関する新聞の切り抜き記事を送ってくれた。その記事の見出しには「豪雨記録破り」“別府市の7時間に230㍉超1ヶ月分の雨量” (7/26朝日新聞)と書かれていた。おそらく、その数字だけを読み取ってもピンとこないだろう。しかし現実に起きた豪雨は、多くの地域に被害を残した。一方で、豪雨そのものよりも開発に被害を拡大させた要因があると、偶然 […]

「無為自然」

  • 2012.06.01

「自然を観察すると、生命は循環しており、何か不足すれば、余っているところから補われて全体のバランスをとっている。ところが人間社会の制度は正反対をやっている。欠乏している百姓から高い税を取り上げ、すでにあり余っている君主に差し上げる。どこかの君主がその財力で、天下万民のために貢献してくれたら、有道の君主といえるだろう(天之道、損有餘而益不足、人之道則不然、損不足以奉有餘、孰能有餘以取奉於天者、唯有道 […]

「工業化と商業化された地球の姿」

  • 2012.06.01

アメリカの消費:ところで「サブプライムローン問題」どうお考えですかと、藪から棒に某新聞記者の知人から質問を受けた。まぁ雑談でと思えば、それも環境(都市開発)の話題ならばと、酒も飲まずに話すのはいかがなものかと、前置きをした。それに、経済は専門分野ではないので、あまり真剣には語れないと、重ねくぎを刺す。 しかし、現実は雇用解雇にはじまり、自動車産業、大手家電メーカーなど、相当なダメージをくらっている […]

「考えることを忘れた人間」

  • 2012.06.01

回想:昨年とは違う秋を迎えている。北アルプスの木々と草花の色に驚かされた2年目である。その花の色は、どれも生命から直接滲む精色をしている。四季折々に咲く花はあるが、やはり春に咲く花が一番生き生きとしているように思えてきた。 岡本かの子の作品に「桂子」という小品がある。この主人公・桂子はよく花を描く。そうしてその本当の色をとらえようとして苦心する。人工で練った絵具によって、どこまで花の「精色」を描き […]

「米と水 何世紀もの間に多様化した歴史」

  • 2012.06.01

常盤にも秋の気配が感じられる。田んぼの稲穂は今年も元気のようだ。一方で、都市はストームウオーター(ゲリラ豪雨)が年々増加し、被害も多くなっている。JXDAでは、ランドスケープを通して水(雨)に関するメッセージを伝えてきた。そのことにおいて、日に日に反響も多く頂く。そのどの文章にも気象異変、地球温暖化という文字が挨拶代わりのように書き記されている。しかし、温暖化が問題であるのかには、賛否両論がある。 […]

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